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県内企業海外展開事例

【株式会社協働インターナショナル】  中国留学を転機に「日中間の懸け橋」になる

2016-10-06

1994年に設立し、その後今日まで約20年にわたり、中国との貿易を継続している株式会社協働インターナショナル。同社の設立者であり、現在も代表として経営に携わり、海外での新規販路開拓にもチャレンジする浅利社長に、貿易を始めたきっかけなど、これまでの海外展開についてのお話を伺った。

 

 


海外展開に取り組んだ経緯についてお聞かせください・・・・

 

40代半ばの1993年、新規分野での事業展開を考え、中国の東北財経大学に入学しました。約7千人の学生がいる大学で、寮生活も経験しましたが、これが人生の転機となりました。当時の中国は、日本にとっては身近な存在ではなく、今のようにメディアで毎日報道されるようなことはありませんでした。こうした中、秋田は中国東北部と地理的にも近いので気質的にも合うところがあると感じ、自分が日中間の懸け橋になりたいと思いました。それで、翌年の1994年に会社を設立しました。

 

 


海外展開で生じた課題はありましたか・・・

 

これまで、茸の菌床に使うとうもろこしの芯、田圃の融雪・土壌改良に使う木炭の粉など、お客様の要望に応え、様々な商品を取り扱ってきました。貿易には、言葉の問題、代金決済等、いろいろな問題がつきものですが、そうしたリスクを自社が引き受けながら問題を解決してきました。日本の生産者は品質や納期に厳しいのですが、中国の企業の方は日本人の考え方や行動様式とは違いますので、品質に対する要求レベルも異なります。品質に対する中国人の意識を、日本側の要求レベルに合わせていくのが大変でした。せっかく日本に輸入しても不良品になれば、返品のために今度は輸出をしないといけません。場合によっては大変な損失となります。

 

 


どのように対処しましたか・・・

 

現場で、時には自ら赴き、中国側の商社と徹底的に話し合い、粘り強く交渉しました。中国側のパートナーは、誠実な人柄で中国人として高い誇りを持つ人物です。そのパートナーと信頼関係を積み上げ、今では20年来の付き合いになります。中国人の良い所は、明るく、バイタリティがあり、誇りを持っているところです。

 

 

 

今後の展望

 

中国とは今後もこれまでどおりつながっていくつもりです。中国は人口が多く、大国であることには間違いありません。また、ASEANでの事業展開についても進めていきたいと思います。海外展開では、品物の交流だけではなく、人同士の交流も重要です。日本人の良いところを残しながら外とのつながりを良くしていくことが、日本が国際社会で生きていくには必要なことと思います。また、日本はいま、特に輸出に力を入れていますが、日本だけではなく皆が豊かになることが大事であり、そのためには、それぞれの国で産業の育成をする必要があります。世の中が豊かになっていくことに、地方の小さな企業でも貢献できると思います。

 

 

 

最後になりますが海外展開の重要なポイントを教えて下さい・・・

 

※※ 海外展開に取り組む県内企業へのアドバイスになるようなもの ※※

◆海外に出ようと思ったら、自らその国の言葉を勉強することが重要。言葉を勉強すると、得ら
 れる情報量が格段に増える。

◆海外との取引では、お互いの信頼関係が大事である。自分だけが得をする、相手を見下げるな
 どはせず、お互いを大事にするという気持ちが大切。

◆海外では、日本のように法整備が整っていないことも多い。これはどうしてもついて回る問題
 なので、相手国の法制度に合せて根気強く取り組むことが大事。

 

 

 

【 株式会社協働インターナショナル・協働大町ビル株式会社 】
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